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早田 邦久
Severe accidents in Nuclear Power Plants,Vol. 1, p.159 - 167, 1988/00
原子炉の安全性と確保する、目的は、原子炉の運転時、異状な過渡変化時、事故時に公衆の人命・健康を放射線から守ることである。そのため、立地選定、設計、建設、運転、保守のすべてにわたり十分な対策が施こされている。シビアアクシデントに対する我国の対応は事故の発生を未然に防ぐとの観点から多くの安全対策がとられているが、原子炉のもつ真の安全裕度を評価するためにはシビアアクシデント時の原子炉挙動について研究実施の必要性があり、原研をはじめ多くの機関の研究が進められている。
小林 健介; 石神 努; 坂本 亨*; 藤木 和男
Severe accidents in Nuclear Power Plants,Vol. 1, p.323 - 329, 1988/00
万一、原子力発電所において事故が発生し、その影響が周辺に及ぶか及ぶおそれがある場合の対応措置を検討するためには、設計基準象を超える事故進展解析についての知見が必要である。このため、4ループPWRにおける蒸気発生器伝熱管破損に起因する事故シーケンスについて、THALES/ARTコード体系を用いた事象進展解析を行い、事象進展に重要な影響を与える系統及び運転員の対応の効果を評価した。